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COLD HEART in TOKYO and in NEW YORK

 

調子に乗ってもうひとつ。

COLD Heart in Tokyo と COLD Heart in New York

楠田は兄とともに起ち上げたアクセサリーブランドのモデルにかつては天才と言われたものの今は落ちぶれた俳優・秋沢海斗を選ぶ。しかしくせの強い彼は撮影日に大暴れ。カメラマンと殴り合いをしてしまう!それでも彼と辛抱強く付き合ううちに秋沢から懐かれた楠田は、好きだと誤解させてなんとか彼を操ろうとする。だが恋人と思い込んだ秋沢の人一倍深い執着心に次第に絡め取られていき…。COLDシリーズスピンオフ、楠田編。(スピンオフってなってますが、読んで無くてもまったく問題ありません。私なんて話忘れてましたもん)

 

コメディタッチだったのがいきなりシリアスに。全然好きになれないダメ男(攻め)にほだされる主人公がなんか哀れ。でも、完璧な人間っていないんだよねといつも思わせてくれる木原先生に感謝

 

ファンなので木原音瀬さんの本は新刊がでたら必ず買います。ストーリーの面白さはもちろん、心がキリキリと痛むような張り詰めた感があるBL作家さんはこの方だけではないかなと思います。キワモノの本も多いので、読了感がいいか悪いかは本当に両極端。一読して「もうこれで良いわー。二度と読み返さない」と思う本も正直あります。

このCOLD HEARTシリーズは一冊目のCOLD HEART in Tokyoは、コメディタッチの部分もありとても印象は良かったのですが、二冊目のCOLD HEART in New Yorkは、正直最悪とまではいかなくても65%悪い感じでした。読んで後悔したとまではいいませんが、少しだけ最後に救いがあっただけで途中のある事件で気分がずーーーーーんと下がりました。これ、最後の救いがあった話は書き下ろしだそうで雑誌は途中で終わっていたとのこと。わたし、雑誌買って読んでなくってよかったなーーーとしみじみ思いました。

木原先生の本で、受けも攻めもどっちも好きってことは基本一度もありません。どうなの?この人って思わされる人ばかり。でも、人間くさくってこれがリアルな感情なんだと思わせてくれます。

ところで、木原先生の本、箱の中シリーズだけじゃなくって、美しいこととか秘密とか講談社文庫から文庫化されてます。

本の表紙も講談社文庫調なので本棚の中に隠しておかなくってもいいんですよぉ~!!

というわけで私は即刻買いなおし隠さなければならない本棚(前に普通の本を並べる)から前に置ける本に移動しました。

 

 

COLD HEART in NEWYORK (ビーボーイノベルズ)

COLD HEART in NEWYORK (ビーボーイノベルズ)

 
COLD HEART in TOKYO (ビーボーイノベルズ)

COLD HEART in TOKYO (ビーボーイノベルズ)

 

 

 

秘密 (講談社文庫)

秘密 (講談社文庫)

 
美しいこと (講談社文庫)

美しいこと (講談社文庫)